味覚旬月辰巳 芳子

定価: ¥ 924
販売価格: ¥ 924
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おすすめ度:

発売日: 2005-04
発売元: 筑摩書房
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枕元に置いて、時々、読みかえしたい料理本 梅ジュースの写真のなんと爽やかそうなことか。庭から獲られる土のついた薬味、つま、けんのなんと瑞々しそうなことよ。そして「思うに、つまを集中して刻む女の横顔など、時に胸をつかれるほど、美しいものの一つなのだけど」(p.48)という文章の凛とした味わい。読書に疲れた時などに、すぐに取り出せるようにして、いつでも読めるようにしておきたい。
真のやすらぎは家庭料理にある、というのが辰巳芳子さんがくりかえし語っていることだ。食育という言葉は、ちょっと変な風に使われているが、母親の手料理が拙かったりしたら、どれだけ生きる喜びが失われてしまうだろう。若いお弟子さんたちを相手に「家庭はこの世の天国です。あななたたちは、その天国を創造するというクリエイティブな仕事に招かれているのです」(うろ覚え)と真剣な眼差しで語っていたテレビの姿が忘れられない。
買いやすくてよいです。他の本と重複している内容もあるが、単行本が多い辰巳さんの本のなかで、文庫での発売ということで買いやすく、新たに加えられた内容を読むだけでも、買って後悔しない一冊。
内容は季節ごとに分けられ、短い文章が多く載っていて読みやすく、
辰巳さんの本を初めて購入される方には、特におススメです。